カジノゲームには、攻略法というものが数多く存在しています。
賭け金を最小限にして最終的に勝利を目標とするのが、ダランベール法です。
ダランベール法は、マーチンゲール法に次いで人気があるとも言われています。
初心者の方にも分かりやすく、ダランベール法の手順や使い方について解説していきます!
ダランベール法とは
ダランベール法は、長期的に収支をプラスに持っていく堅実な攻略法です。
18世紀にフランスの数学者ダランベールが開発したとされています。
また、別名「ピラミッド法」とも呼ばれています。
シンプルで使いやすく、ローリスク・ローリターンであり、少ない資金でも使用できるのが特徴です!
ダランベール法の手順と使い方
ダランベール法の手順は、非常に簡単です!
2、勝敗によって次のゲームにベットする金額を変更する
・勝った場合:賭け金を1ユニット減らす
・負けた場合:賭け金を1ユニット増やす
ユニットとは、ベットするときの基準となる金額の単位です。
実践シミュレーション
実際にプレイするシミュレーションを見てみましょう!
ルーレットで遊ぶことを想定します。初回ベット額は、1$に設定してゲームを開始します。
勝った場合
初回ベット額の1$で勝った場合は、負けるまでこのまま1$をベットし続けます。
仮にベット額が2$で勝ったときは、次の勝負は1$減らした1$で勝負します。
負けた場合
次の勝負は、1$を追加した2$をベットします。
さらに負けてしまった場合は、さらに1$追加した3$で勝負します。
このように負けが続いてしまったときは、1ユニットを足してベットしていきます。
メリット・デメリット
ダランベール法のメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。
メリット
最大のメリットは、リスクを抑えられることです!
回数 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
賭け金 | 1 | 2 | 3 | 2 | 1 | 2 |
勝敗 | × | × | 〇 | 〇 | × | 〇 |
損益 | -1 | -3 | 0 | +2 | +1 | +3 |
上の図を見ていただくと、勝っても負けても増減が緩やかであることが分かります。
資金を大きく減らすことなく、連勝を積み上げることで利益を大きくすることができます。
また、少ない資金から勝負できる点もメリットです。
このようにダランベール法は、長期的に収支をプラスに持っていく堅実な攻略法です!
デメリット
ダランベール法のデメリットは、短期で大きな利益を出すのは難しいことです。
目標とする利益を出すには、長時間ベットし続ける我慢比べの要素も強くあります。
また、勝率が極端に悪いと損失が大きく膨らんでしまいます。
取り戻そうとしても、マーチンゲール法のように、大連敗の後の起死回生は期待できません。
時間と忍耐力が必要になりますので、短期間で大きな利益を出したい方には向かないかもしれません。
ゲームの選び方
攻略法を使うときは、相性の良いゲームを選択することが重要です。
ダランベール法は、勝率50%・配当2倍のゲームを選びましょう!
元々はルーレットに使用するために考えられた攻略法ですが、ブラックジャックやバカラでも使用することができます。
下記にそれぞれのゲームの注意点をまとめましたので、確認しておきましょう!
ルーレットでの注意点
ルーレットの賭け方は何通りかあります。
ダランベール法で使用できる賭け方は、「赤・黒」「偶数・奇数」「High・Low」の3通りのみです。
ルーレットには「0」がありますので、上記の勝率は約48.6%と若干下がります。
ブラックジャックでの注意点
ダブルダウンやスプリットを使用して負けてしまった場合、ダランベール法の法則が崩れてしまいます。
大きな利益が出ることがありますが、当然リスクもあります。
ダランベール法では、ダブルダウンやスプリットを封印するというのも有効な手段です。
バカラでの注意点
バカラの配当は、プレイヤー勝利の場合は2倍、バンカー勝利の場合は1.95倍となっています。
(オンラインカジノでもバンカー6が採用されているテーブルももちろん有ります)
バンカーでの勝利は、配当額が若干少なくなります。
ダランベール法まとめ
ダランベール法の手順や使い方について解説してきました。
18世紀にフランスの数学者ダランベールが開発したとされ、ピラミッド法とも呼ばれています。
損失を最小限に抑えることができる攻略法なので、初心者の方にもおすすめできます!
他の攻略法も試しながら、自分に合うスタイルを模索してみてください!